いいので続けていいので続けて
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今回は水を分析するにはどのような機械を使っているか、ということを分析機器の説明を中心に解説したいと思います。 まず最初は水を採取して保存するための器具。これはどのような場所で採取するかによって、必要な器具が変わってきます。また保存しておく瓶に関しても分析する項目によって、ポリ瓶、ガラス瓶、褐色ガラス瓶、滅菌瓶などの種類を使い分けなくてはいけません。 手の届く範囲の水を採取する場合は瓶にそのまま取ってもいいでしょう。それ以外の場合にはひしゃくだったり、ロープ付きのバケツだったり、円筒型の採取器だったりと、場所に応じて変えていきます。 次に水道法の必須項目の10項目に関して必要な機器を挙げてみます。 1.一般細菌:標準寒天培地 2.大腸菌:特定酵素基質培地 3.硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素:イオンクロマトグラフ 4.塩化物イオン:イオンクロマトグラフ 5.有機物:全有機炭素定量装置 6.pH:pH計 7.臭気:光電光度計 8.味:特になし 9.色度:光電光度計 10.濁度:濁度計 というように、それぞれの項目によって、それに対応した機器などが必要になるわけです。 上記以外の項目を分析するには、もちろんこれら以外の機器も必要になります。そして、これらの機器を使用する際にはそれに対応した薬品類も必要になってきます。 こういった機器などは分析業界にいる身としては聞き慣れた単語ではありますが、そういった経験のない方にとってはあまり聞いたことのない単語でしょうし、どんなことをする機械なのかもまるでわからないかもしれませんね。 興味がある方は個別に調べてみるのもいいかもしれません。PR
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