人間のカラダはその６０〜７０％ほどが水でできていると言われています。つまりカラダの大部分は水なワケです。 その水が汚れたものだとしたらどうなるか…詳しいことは私にはわかりませんが、あまり良くないであろうことは想像がつきます。 水は人間の生活に非常に重要なものである反面、有害物質などを含んだ水は伝染病などを蔓延させたり、気象条件によっては大雨、大洪水などの災害を起こしたりもします。 化 学的に考えた場合、水というのは、酸素と水素が結合してできた無色透明の液体状のもので、様々なものを溶かすすぐれた溶媒です。また、摂氏の温度目盛りの 基準であったり、熱量のカロリーの基準（１グラムの水の温度を１度上昇させる熱量が１カロリー）であったりと、人間の生活に密着した存在であります。 地 球上に存在している水を考えた場合、水のおよそ９７％は海水であり、淡水は３％しかありません。残り３％の中でもそのほとんどが氷山や氷河などの氷として 存在しており、河川水や地下水などの人間が利用できる形の水は１％未満しかありません。その中で飲料水となるものは更に少ない割合となっています。 その貴重な水を私たち人間にとっても地球にとっても使いやすい、キレイなものとして保っていくための技術は様々ありますが、となるものが、その水の状況を調査すること、つまり水質検査なのだと思います。